特徴FEATURE
カイロプラクティックの真の目的は、骨格の矯正でもなく筋肉のほぐしでもありません。カイロプラクティックの創始者は、ストレス・薬(副作用)・外傷・自己暗示などにより、私たちの神経系に異常が生まれるとその神経に支配されている筋肉群に、不均衡が生じると論じています。

そのために各部位の筋肉の収縮にアンバランスが出て背骨や骨盤の位置異常(骨の歪み)に進みやすくなると言及しています。
図のようにイラストで説明するとより分かりやすいと思います。テントは布(筋肉)・パイプ(骨格)・布を引っ張るひも(腱-けん)で構造を保ちます。
身体が歪むのは、ひとえに筋肉のバランスが崩れるからです。テントの布にたるみが出たり支柱が傾いたりするのは何が原因になるでしょうか。支柱をまっすぐに保つ東西南北で布(筋肉)を結んでいるひもの張力にバランスを欠くからです。
張力に関係しているチカラは筋肉(布)のほどよい張りです。筋肉の突端は腱です。したがって、筋肉と腱がほどよく協調して骨格をバランスよく支えているのです。


私たちの身体の司令塔本体は脳です。脳のはたらきである神経系はほとんどの組織・器官をコントロールしています。

カイロプラクティックの手技は、私たちの関節や筋肉の抹消にある神経系の感覚受容器に対して刺激を入れているのです。その効果が具体的にあらわれたかたちが、神経系の正常化であり、身体の筋・骨格系の歪みの是正なのです。

当院独自のマッケンジーテクニックで痛みを軽減

マッケンジーテクニックの誕生

マッケンジー法は1950年代にニュージーランド出身の理学療法士ロビン・マッケンジー氏によって考案された腰や首の運動療法です。

ある日のこと、マッケンジー氏はいつものように治療をしていました。
次の患者さんは背もたれのあるベットで待っていました。ところが、治療開始のため呼びに行くと、彼は背もたれを普段よりも高くして、そのうえうつ伏せの状態で背中を反らせ、くつろぐ様に待っていました。
マッケンジー先生は彼に質問をしました。彼は長い間、腰痛で苦しんでいました。しかし、先生の質問に対して「今日は痛くない。」と答えました。
マッケンジー先生は、しばし考えました。そして、ひらめきました。
腰を反らせたことと、腰の痛みが消えたことには何か医学的な因果関係があるのではないか?


まさしく研究はそこから始まったのです。その後は試行錯誤を繰り返しながらマッケンジー治療法を作りあげていったのです。以後、現在に至るまで世界各地で腰痛に対する治療方法として広く普及しています。
ただ、日本においては一部の病院・医院にて保険診療を行っていますが一般的な普及には至っていません。

マッケンジー療法の仕組み

背骨と背骨の間は、椎間板というクッションの働きをしているゼラチン状のやわらかい塊になっています。そして、この椎間板は私たちの姿勢が動くことによってクッションの形状が変化しやすく出来ています。

マッケンジー法ではこの椎間板の一方にかたより過ぎた動きを円滑にすることにより、腰やお尻、太ももなどの痛みを軽減していきます。
例えば、図のように身体を前に倒したときには椎間板の背中側が突き出て、後ろを走っている脊髄神経を圧迫し続けることでその周囲に炎症が起きて痛みを誘発します。
または、中腰で重いものを持ったりすれば椎間板の周りを覆っている線維輪が割れたり、そのすき間に髄核が挟まったりして痛みが出る場合もあります。

マッケンジー法では、このときに身体を後ろに反らす体位をとることで背中側に移動した髄核が、椎間板がお腹の方に開く作用により圧力がそちらに逃げるので、結果的に背中側にあった髄核がお腹側に動いて痛みの消失につながります。

身体の痛みの変化

マッケンジー法では、この療法を続ける途中で痛みの移動が見られます。痛みの場所の変化は、マッケンジー法の特徴です。症状の改善につながる現象です。この変化に必ず注目してください。

平山カイロでは、このような理論のもとに独自のマッケンジーテクニックを行っています。